巨人・原監督「全部ホームランだもんね」 5発被弾で11失点大敗「2度とこういうゲームは…」

[ 2021年8月26日 21:45 ]

セ・リーグ   巨人2―11広島 ( 2021年8月26日    東京D )

<巨・広17>9回、ベンチの原監督(右端)ら(撮影・島崎忠彦)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は最下位の広島に5本塁打を浴びて2―11と大敗を喫し、連勝が2で止まった。147日ぶりとなる首位浮上の機会をまたしても逃した巨人は、今季初となる貯金15にも失敗。27日からは中日戦(バンテリンD)、ヤクルト戦(岐阜、京セラD)、阪神戦(甲子園)、DeNA戦(横浜)と敵地での戦いが12試合連続で続き、再びホームに戻るのは9月10日の中日戦(東京D)となる。

 今季7度目の2桁失点で敗れた巨人の原辰徳監督(63)は試合後、コンディション不良から56日ぶりの復帰登板に臨むも3発被弾で6回5失点降板したエース菅野について「個人的な部分だけでいうとね、投げられたっていうところで、本人もなんていうかな、満足しているところはあると思いますね。ただやっぱりチームとしてはね、非常に残念なゲームでしたね」とし「先制、中押し、ダメ押しだからね。全部ホームランだもんね」と初回の鈴木誠による先制16号2ラン、坂倉の2者連続となる6号ソロ、6回の菊池涼9号2ラン、7回の鈴木誠17号3ラン、9回の坂倉7号3ランと11失点すべてが本塁打によるものだったことを嘆き「2度とこういうゲームは繰り返したくないなあというふうに思いますね」と振り返った。

 菅野は打たれた3本塁打がすべて2ストライクと追い込んでからのもの。「ある意味、経験を持っている投手なわけだからね。今後の反省と、そして対策という部分で、次に生かしてくれるでしょう」と話していた。

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