虎投の“明星”や!一平ちゃん、3回無安打零封 直球も変化球もキレ抜群「先発で投げ込んできた成果」

[ 2021年8月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-10DeNA ( 2021年8月25日    京セラD )

<神・D(20)>阪神3番手の小川(撮影・北條 貴史)
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 阪神の大敗の中で光ったのが2年目右腕・小川だった。6点劣勢の5回から3番手で登板し、3イニングを無安打投球。最速152キロの直球にカットボールなど変化球のキレも抜群で、この日登板した4投手で唯一無失点に抑えた。

 「変化球でカウントが取れるようになりましたし、精度、ボールの強さが付いてきたのは(2軍での)先発で投げ込んできた成果だと思う。この経験を今後も生かせるように取り組んでいきたい」

 ルーキーイヤーの昨季は1軍で21試合に登板。今春キャンプも1軍スタートだったが、フォームを崩したこともあってキャンプ後は2軍となった。

 先発転向も経験し、フォームの安定性を高めて再び1軍でのチャンスをつかみ取った。「前半戦は全く投げることができなかったので、後半はしっかり貢献できるように頑張りたい」。前日24日の今季初登板に続く零封も、浮かれる様子は一切なし。不安定な救援陣の救世主となるべく、今は一つずつ結果を積み重ねるのみだ。(阪井 日向)

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