西武・佐々木健 感染防止ルール違反で対外試合出場禁止1カ月 知人女性と長時間面会で処分

[ 2021年8月26日 05:30 ]

西武・佐々木
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 西武は25日、ドラフト2位の佐々木健投手(25、写真)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から定めている球団ルールに違反したとして、同日から1カ月間、対外試合出場禁止の処分を下したと発表した。

 佐々木は、7月と8月の計2度、同居家族以外の知人女性と長時間の面会を行った。行動記録の提出が義務付けられている中で、未提出および記載漏れがあり、今月23日に佐々木本人が球団に報告し、判明。球団を通じて「コロナ禍においてさまざまな制約がある中、私自身の甘さゆえ、関係の皆さま、ファンの皆さまの期待を裏切る行動を取ってしまったこと、心よりおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」とコメントした。

 佐々木は前半戦で5試合に登板し、0勝0敗、防御率8・31。7月2日のオリックス戦では初回先頭打者への3球目で頭部に死球を当てて危険球退場に。先発投手が打者1人と対戦しただけでの退場は、史上初の珍事だった。

 ◇佐々木 健(ささき・たける)1996年(平8)5月13日生まれ、青森県つがる市出身の25歳。木造では甲子園出場なし。富士大では4年秋に北東北大学リーグでベストナインに選出された。NTT東日本を経て20年ドラフト2位で西武入団。1メートル79、87キロ。左投げ左打ち。

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