阪神・佐藤輝を上回る“逸材”の市尼崎・米山　焦らずに3四死球で勝利に貢献　プロ5球団が視察

第103回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦   市尼崎11－1伊丹西 （ 2021年7月14日    尼崎ベイコム ）

＜市尼崎・伊丹西＞初回無死一、三塁、打席で構える市尼崎・米山（撮影・坂田　高浩）
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　市尼崎が、伊丹西に11―1で5回コールド勝ちし、3回戦に進んだ。

　阪神・佐藤輝明をほうふつさせる、今秋ドラフト候補に挙がる身長1メートル88、体重95キロの米山航平は「3番左翼」で出場。1打数無安打だったが3四死球と選球眼で大勝に貢献し「打つことだけが攻撃じゃない。（塁に）出られたことは良かったと思います」と淡々と振り返った。

　プロ5球団が視察。阪神の熊野輝光スカウトは「高校の時点でのパワーや体つきの良さは（佐藤輝より）米山の方が上」と次戦以降の爆発に期待した。