国学院大4年・山本ダンテ、青学大1年・佐々木が“そろい踏み”4号 シーズン最多8本見えた

[ 2021年4月22日 05:30 ]

東都大学野球第4週第2日   国学院大5-3青学大 ( 2021年4月21日    神宮 )

<国学院太・青学大>初回1死三塁、先制の左越え2ランを放った国学院大・山本ダ(右)=撮影・尾崎 有希
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 2回戦3試合が行われた。第1試合は国学院大が青学大を5―3で下して連勝。国学院大・山本ダンテ武蔵外野手(4年)と青学大・佐々木泰内野手(1年)がそろって4号本塁打を放った。東洋大は細野晴希投手(2年)が中大戦で3安打、14奪三振で完封。リーグ戦初勝利を挙げた。

 東都の本塁打記録が、塗り替えられるかもしれない。ともに右の大砲として3番に座る2人が、そろって今季4号を放った。

 国学院大の4年生・山本ダンテは初回1死三塁から2球続いたカーブを左翼席へ。「(初球に)前に突っ込んでしまったので、もう一球来るだろうと思って狙っていた」と勝利に貢献する4試合ぶりの一発に胸を張った。

 青学大の1年生・佐々木も負けていない。3回1死二塁。初球のスライダーを同じく左翼席へ。「昨日の試合で(左腕・楠茂の)スライダーに三振していた。合っていないのは捕手の人は知っていたと思うので」と、こちらも狙い打った。

 本塁打の競演。お互いの印象を語った。

 山本ダンテ 1年生とは思えないスイング。凄い。

 佐々木 体が自分よりも2回りくらいでかい。あれくらいになれるように。

 佐々木は3月中の2試合は規定により出場できなかったため、残りは4試合。一方、山本ダンテは残り6試合。シーズン8本塁打の記録更新に挑む。(川島 毅洋)

 ○…東都大学野球リーグのシーズン最多本塁打記録は8本。井口資仁(=当時忠仁、青学大)が94年秋、村田修一(日大)が01年秋にマークしている。年間最多は井口の12本(95年春7本、秋5本)。通算最多は井口の24本。

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