ソフトB・和田が球団初の40代投手複数勝利 楽天との首位攻防2連勝で貯金今季最多6

[ 2021年4月22日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-1楽天 ( 2021年4月21日    ペイペイD )

<ソ・楽>40歳での複数勝利を挙げた和田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの和田毅投手(40)は21日、楽天戦に先発して今季2勝目をマークした。左手親指の爪を割るアクシデントで降板した6回途中まで1失点と力投。40代投手としては、球団初のシーズン複数勝利で、日本通算140勝に到達した。チームは楽天との首位攻防戦に2連勝。引き分けを挟んで3連勝とし、貯金を今季最多の6とした。

 
 和田は左手を気にしていた。3―0の6回に先頭・岡島から右越えソロを浴び、なおも1死一、二塁のピンチを迎えた場面。爪が割れた親指の治療でベンチへ下がり、再びマウンドに戻ってくることはなかった。

 「直球、変化球も調子は良かった。相手の則本君も凄くいい投手なので、先制点を与えないよう集中して丁寧に投げた。ただ、あのような形で降板してしまい、中継ぎ陣に申し訳ない」

 緊急登板した嘉弥真が辰己を右飛、さらに3番手・泉が浅村を二直に抑えてピンチを脱出。5回1/3を4安打1失点だった和田は2勝目を手にした。40代投手のシーズン複数勝利は19年の中日・山井以来で、球団では初の快挙だ。

 初回から抜群のテンポで飛ばした。4回1死まで完全投球。小郷に初安打となる二塁打を浴びた4回は、2死三塁から浅村をチェンジアップで遊ゴロに抑えてピンチを脱した。最速146キロをマークし、低めへの制球が光った。

 工藤監督は「難しいことだが、点を取られるまで取られない。よく投げてくれてる。40台で2桁勝つ能力は十分持っているので、どんどん勝って。規定投球回、貯金10以上を目指して」と好投を称えた。左手親指の状態については「爪が割れて交代させたが、次は差し支えないと聞いてます」と安心した様子で話した。

 チームは引き分けを挟み3連勝で、貯金は今季最多の6。首位攻防戦に2連勝した指揮官は「今、いいチームですね。バランスが取れて。このまま行けるよう頑張ります」と上機嫌だった。好調を支えるのが、頼りになるベテランの存在だ。千賀、東浜らが戦列を離れ、先発陣の白星が伸び悩む中、和田がチーム一番乗りの今季2勝目を挙げた。

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