神話崩壊がなんや! 阪神・矢野監督 即座に雪辱宣言「やられたらやり返す」

[ 2021年4月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-3巨人 ( 2021年4月21日    東京D )

<巨・神(5)>3回1死三塁、大山は三ゴロに倒れ、力なく一塁に駆け込む(一塁手・香月)(撮影・椎名 航)
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 阪神は21日の巨人戦に逆転負けし連勝は8でストップした。初回に2本塁打で2点を先取しながら2回以降に追加点を奪えなかったことが響いた。開幕から先制すれば16戦全勝、本塁打が出れば13戦全勝だった「不敗神話」がともに崩壊。それでも、矢野燿大監督(52)は「やられたらやり返すのは当たり前」とリベンジを宣言。22日の第3戦で6カード連続勝ち越しを決め、再進撃を図る。

 試合開始からわずか3球で1点。7球でもう1点。2試合連続2桁10得点の勢いそのままに、あっさりと奪った2得点で勝負あり――のはずが、この日だけは違った。まさかの逆転負けに、矢野監督が思わず本音を漏らした。

 「もちろん“たら”“れば”を言えば追加点。ケント(糸原)の三塁打のところで1点欲しかったけど…」

 流れを変えた大きな要因は3回の拙攻だった。巨人・岡本和に2号ソロを浴び1点差に迫られた直後の攻撃。先頭の糸原が初球のカットボールを右翼線に運ぶ三塁打。再びリードを広げる絶好のチャンスで頼みの中軸が想定外の凡退を続けた。井上ヘッドコーチも20日に計5本塁打した3人をかばった上で、ターニングポイントだったことを認めた。

 「あいつらなら何とかしてくれるだろうと思うがゆえに、もったいないと思っちゃうけど、クリーンアップを打っている責任を絶対に持っている。打ってくれたら間違いなく勝利に結びついたと思うけれども、これが野球。あいつらが一番悔しいと思う」

 マルテ、大山は畠のカットボールをともに打ち損じ、そろって三ゴロ。サンズは2ボール2ストライクからの7球目、低めの速球に空振り三振に倒れた。大山が打点を挙げていれば、また結果は違ったかもしれないが、誰もが10割打てるわけではない。

 「みんな積極的にいった結果。全体的にやることはやった負けかと受け止めています」

 指揮官は現実を受け止め前を向いた。2回以降は無得点で連勝も8でストップ。開幕から「先制すれば16戦全勝」「本塁打が出れば13戦全勝」だった2つの不敗神話が崩れた。

 ただ、長いシーズンを見れば、ただの1敗。矢野監督も「プロである以上、やられたらやり返すのは当たり前のこと。でもそれはチーム全体でやらないと。そういう野球ができているんで、そこは心配はしていない」と全員野球での反撃を約束した。

 まだ「大山の打点不敗神話」は残っている。きょう22日の巨人先発は高橋。前回8日の対戦では7回0/3で零封を許した相手だ。今年の虎はひと味も二味も違う――。その姿を見せつける。 (山本 浩之)

 ○…阪神は巨人に敗れ、連勝が8でストップ。初回に近本とマルテの2本塁打で先制も、岡本和の2本塁打で追いつかれ、6回に吉川の勝ち越し打を許した。今季阪神が先制した試合で、勝敗に関係なく1度でもリードを許すのは今回が初めて。今季の16勝はすべて先制した試合で、逆転勝ちがない。これでチームが開幕から継続していた、先制した試合の連勝が16、本塁打が出た試合の連勝が13でストップした。

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