巨人、快勝ムード一転…9回2死からデラロサ投入 田中俊の“脇キャッチ”で試合終了

[ 2020年10月3日 18:21 ]

セ・リーグ   巨人7―4阪神 ( 2020年10月3日    甲子園 )

9回2死、北條が打ち上げた打球を脇に挟んでキャッチする田中俊(撮影・平嶋 理子)                                                         
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 巨人は7―0と大量リードで9回を迎えたが、堀岡、宮国が打ち込まれ、守護神のデラロサが9回2死から登板する“ドタバタ劇”となった。

 吉川尚の7号ソロ、大城の9号3ランで着実に加点し、8回2死満塁からは、坂本がこの日3安打目となる左前2点適時打。7―0と阪神を圧倒して最終回を迎えた。

 8回までを4投手による無失点リレーでつないだが、9回に登板した5番手・堀岡が誤算。大山の二塁打とボーアへの四球でピンチを招き、1死から代打・高山に適時二塁打を許したところで降板し、代わった宮国は2死から近本に9号3ランを浴びて3点差に迫られた。

 快勝ムードが一転し、ベンチは守護神・デラロサの投入を決断する展開に。デラロサは北條を内野フライに打ち取ったが、三塁・田中俊と一塁・ウレーニャが交錯。あわや落球かと思われたが、田中俊が脇にボールを挟んで捕球する珍プレーでゲームセットとなった。

 ▼巨人・畠(6回途中無失点で2勝目)中盤から野手の方に点を取ってもらって、守備でも助けられた。野手の方に感謝の気持ちでいっぱい。

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2020年10月3日のニュース