期待の広島・林 ついにプロ初昇格 ウエスタンの本塁打&打点王「とにかく打ちたいです」

[ 2020年10月3日 05:30 ]

セ・リーグ   広島7-5ヤクルト ( 2020年10月2日    神宮 )

<ヤ・広15>この日から1軍に昇格した林(撮影・篠原岳夫)
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 広島高卒2年目の林晃汰内野手(19)は2日、プロ初昇格を果たすも、ヤクルト戦での出場機会は訪れなかった。

 高校通算49本塁打の長打力を武器に、2018年ドラフト3位で入団。今季の2軍全試合で4番を務め、ウエスタン・リーグ7本塁打、32打点、57安打は、昇格前の1日時点でリーグトップだった。

 試合前には「緊張しています。2軍で取り組んできたことを出せるようにしたい。全力で頑張って、とにかく打ちたいです」と打力でのアピールを意気込んでいた。

 今季の2軍戦では一塁で57試合に出場。三塁は2試合のみながら、試合前練習では三塁守備にも入った。現在、一塁の松山が4番で固定され、三塁にも堂林がいる。一方、大盛、坂倉の先発機会が増えたことで「左の代打」は手薄と言える。

 同学年の小園、羽月はすでに1軍デビューし、十分なインパクトを残した。「小園世代」のブレーク候補がついにベールを脱ぐ。

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2020年10月3日のニュース