東播磨 初の県大会優勝ならず、福村監督「成長できた」、完投負けの鈴木は「めちゃくちゃ悔しい」

[ 2020年10月3日 18:30 ]

令和2年度秋季兵庫県高等学校野球大会決勝戦   東播磨0―2神戸国際大付 ( 2020年10月3日    明石トーカロ )

<神戸国際大付・東播磨>完投した東播磨・鈴木悠仁
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 創部以来初の県大会優勝には、あと一歩届かなかった。それでも確かな成長を刻んだのは事実だ。福村順一監督(48)は「1試合1試合、成長ができたと思います。まだこれからこのチームは伸びると思いますし、伸ばしていくように関わっていかないといけない」と先を見据えた。

 準決勝では8回コールドで長田を下し、創部初の近畿大会への切符を奪取。この日は過去4度の選抜大会出場経験がある強豪・神戸国際大付を相手に、2点差と食らいついた。

 先発の鈴木悠仁投手(2年)は8回2失点で完投。準優勝の結果に「全然納得していない」と表情を引き締め「この試合は勝ち切りたかったですし、めちゃくちゃ悔しいです」と唇をかんだ。近畿大会へ向けては「まず確実に1勝すること。そのためにしっかり準備して頑張りたい」と目標を掲げた。

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2020年10月3日のニュース