これぞエンターテインメント!?オリックス―楽天戦で珍現象が連発

[ 2020年10月3日 18:34 ]

パ・リーグ   オリックス3-5楽天 ( 2020年10月3日    京セラドーム )

<オ・楽(17)>5回2死、、辰己の右越えがフェンスに当たり、ジャンプした吉田正尚の頭に・・・(撮影・井垣 忠夫)
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 京セラドームで行われたオリックス―楽天戦で、珍しい現象が相次いだ。

 試合は初回、オリックス先発の張奕(チョウヤク)がロメロの頭部に直撃する危険球で、わずか17球で退場する一幕から始まった。5回には楽天・辰己がランニング本塁打を放ったが、右翼フェンス直撃した打球が、ジャンプして捕球しようとしていた吉田正の頭部に跳ね返り、点々と転がる間にホームイン。ツイッター上には「痛そう」などとつぶやく野球ファンも登場した。

 さらに9回には、オリックス先頭のT―岡田が、右翼方向へ打球を放ったが、天井の隙間に吸い込まれて、打球が落ちてこず。ルールに従い、二塁打として再開された。前日2日の同戦では、楽天のロメロが左翼上部の天井に大飛球を打ち上げたが、落ちてきた打球を拾われ、三塁手前でタッチアウトとなる珍光景。そもそも2日連続で天井弾が生まれるのも珍しい。

 試合は4度の満塁機を逃したオリックスが、3-5で敗戦。楽天を5本も上回る14安打を放ちながらも敗れた。17残塁は、9回制で終わった試合としては球団23年ぶりの不名誉記録。ちなみに17残塁を記録した23年前は、1997年6月18日のオリックス―近鉄戦だったが、オリックスは4-0で勝利しており、現役選手だった中嶋監督代行は、5打数4安打3打点と打棒が爆発していた。

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