ダルビッシュ、痛恨の被弾…7回途中2失点好投も援護なく、カブス敗退決定

[ 2020年10月3日 06:50 ]

ナ・リーグワイルドカードシリーズ第2戦   カブス0-2マーリンズ ( 2020年10月2日    シカゴ )

7回途中、2失点でマウンドを下りるカブス・ダルビッシュ(AP)
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 悪天候のため延期となったナ・リーグのワイルドカードシリーズ、カブス対マーリンズの第2戦が2日(日本時間3日)にシカゴで行われ、カブスはダルビッシュ有投手(34)が先発した。6回2/3を5安打6奪三振の2失点に抑えたが、打線は最後まで得点を奪えず零敗。チームは2連敗でポストシーズン敗退が決まった。

 初戦に敗れ、負ければ敗退となる大一番のマウンド。前日からのスライド登板となったダルビッシュは初回を三者凡退に仕留める上々の立ち上がりをみせた。

 2回以降も安定した投球を披露。4回に先頭バタイにこの日初安打となる左前打を許し、続くアギラに死球で無死一、二塁のピンチを背負ったが、4番アンダーソンを遊ゴロ併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。

 マーリンズの先発S・サンチェスとの投手戦が続く中、先に失点したのはダルビッシュだった。7回2死からクーパーに左越え本塁打を被弾。さらに二塁打、敬遠で一、二塁から、シエラに右前適時打を許して2失点目。ここでマウンドを下りた。

 打線の援護なく、チームは連敗で敗退決定。ダルビッシュの今季が終わった。

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