阪神 矢野監督の2度のリクエスト不発 6回で権利使い果たす

[ 2020年10月3日 16:04 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2020年10月3日    甲子園 )

<神・巨>5回2死一塁、近本の本塁憤死でリクエストを行使する矢野監督(右から2人目)(撮影・大森 寛明)
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 阪神・矢野監督が6回までにリクエストを2度仕掛けるも、いずれも不発に終わった。

 まずは5回2死一塁で北條が中越え二塁打を放ち、一塁から近本が一気に本塁へ。中堅の丸から中継した坂本のバックホームによって本塁クロスプレーとなり、判定はアウトとなった。際どい判定に矢野監督がこの日1度目のリクエストも、ビデオ判定の結果、判定は覆らなかった。

 2度目はその直後、6回1死一塁。2ボールからガンケルが一塁にけん制球を投じ、丸が帰塁。判定はセーフも、微妙なタイミングに観衆からも驚きの声が上がる中、矢野監督は2度目のリクエストを要求した。

 だが2度目のビデオ判定でも結果は変わらずセーフ。指揮官の願いむなしく、6回でリクエストの権利を使い果たした。

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2020年10月3日のニュース