神戸国際大付4年ぶり頂点、来秋ドラフト候補・阪上が10K完封 それでも「70点くらい」

[ 2020年10月3日 18:25 ]

令和2年度秋季兵庫県高等学校野球大会決勝戦   神戸国際大付2―0東播磨 ( 2020年10月3日    明石トーカロ )

<神戸国際大付・東播磨>優勝を喜ぶ神戸国際大付の選手たち
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 来秋ドラフト候補に名の挙がる神戸国際大付・阪上翔也(2年)が4年ぶり頂点の原動力となった。先発し、7安打10奪三振の完封劇にも「ボール球が多くて、しんどい部分もあった。内野安打が多かったですけど、70点くらいですね」と厳しい自己採点で、近畿大会を見据えた。

 三塁を踏ませたのは8回だけ。テンポの良い投球で相手にスキを与えなかった。投手として野球部に入部したが、1年夏からは主に外野手を務め、1年の秋から投手兼外野手。「外野では全身を使って球を投げることが多い。マウンドに上がって全身を使うことで強い球が投げられた」。外野手としての経験を投球に生かした。

 青木尚龍監督(56)からも「1試合を任せることができる柱になる投手がいなくて。阪上を途中から使い出して、失点が計算できるようになったのが大きかった」と評価された好投。10月17日に開幕する近畿大会で対戦したい相手を問われ阪上は「大阪桐蔭」と即答。「強いと言われているので、自分が投げて勝って。近畿大会を優勝して、神宮にも行って、しっかり勝っていきたいなと思います」と意気込んだ。

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2020年10月3日のニュース