慶大4番・正木 お目覚め弾含む3安打、今季初安打に安ど「余裕が出たのかな」

[ 2020年10月3日 18:15 ]

東京六大学野球第3週第1日   慶大11―6立大 ( 2020年10月3日    神宮 )

<立大・慶大>5回無死一塁、左越えに2点本塁打を放つ慶大・正木(撮影・河野 光希
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 慶大の4番・正木智也外野手(3年、慶応)が4番として目覚めた。2回の第1打席で中前に今季初ヒットを放つと3回は左前へ。5回無死一塁では立大の1年生右腕・池田陽佑(智弁和歌山)からリーグ通算5本目となる左越え2ランを叩き込んだ。

 「(ヒットが)1本出て余裕が出たのかな。自分の中で打てる球を打とうと…。追いかけなくなりました」と笑顔を振りまいた。

 2学年下の広瀬隆太(1年、慶応)が26、27日の東大戦で2戦連続本塁打と大ブレーク。対照的に正木は27日の東大2回戦は5打数4三振に終わった。慶応幼稚舎―慶応中等部―慶応高と生粋の「KEIOボーイ」に先週こそ押され気味だったが、3安打の固め打ちに「同じ右打者として刺激になります」と先輩として受け流す余裕も出てきた。

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2020年10月3日のニュース