佐々木君、奥川君、お先に! オリックス・ドラ1宮城が4日に1軍初登板初先発

[ 2020年10月3日 14:02 ]

オリックスドラフト1位の宮城
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 オリックスのドラフト1位ルーキー、宮城大弥(19=興南高)が4日の楽天戦(京セラD)に先発する。今季の高卒ルーキーでは、最速でつかんだ1軍登板のチャンス。前日3日の取材対応では、少しだけ声を上ずらせていた。

 「ワクワクより、ドキドキの方が大きい。明日も、最初はとても緊張すると思うので、周りを見て、早く安心感を持ってやりたい」

 1軍に合流後、安心感を得るため、先輩の山本、山岡、張奕らに「初登板の前の日はどれくらい緊張するんですか」とリサーチ。「動揺した」「眠れなかった」の答えを得て、やっと落ち着きを取り戻した。

 ウエスタンでは、11試合に登板して、5勝2敗、防御率2・90の好成績。投球回はチームで2番目に多い49回2/3とすでに主力投手として活躍している。プロに入って、新球フォークをマスター。「まだ1軍で通用するか分からない」と言いながら、「明日?(捕手のサインに)首を振っても投げるかもしれない」と強気な一面ものぞかせた。

 同期の佐々木(ロッテ)、奥川(ヤクルト)に知名度では劣っても、誰よりも早く手にした好機を逃すつもりはない。「初球の入りに気をつけたい。(回の)最初のアウトがしっかり取れるように」。実戦派サウスポー。プロ初勝利が飛躍のパスポートになる。

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2020年10月3日のニュース