西武・メヒア 延長10回勝ち越し弾!「捕手の“あーっ”みたいな悲鳴が聞こえた」

[ 2020年10月3日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―0ロッテ ( 2020年10月2日    ZOZOマリン )

<ロ・西>延長10回、左越えソロを放ったメヒア(左)を迎える辻監督(撮影・会津 智海)
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 打った瞬間、西武・メヒアは捕手の田村の叫びを聞いた。相手バッテリーの心を一瞬で砕く豪快弾。来日した14年からずっと背番号99を背負う男は「捕手の“あーっ”みたいな悲鳴が聞こえた。それだけいい感触だった。積極的に甘い球を打てたね。(日本語で)アリガトウゴザイマスっ」と白い歯を見せた。

 0―0の延長10回。ここまで3打席無安打の4番が先頭で打席に入った。1ボールから沢村が投じた150キロの外角高め直球を強振。満月が浮かぶ夜空へ高々と舞い上がった白球は左翼席に消えた。3年ぶりの2桁となる決勝の10号ソロは、自力V消滅も阻止する値千金弾となった。1メートル98、118キロの巨漢を揺らし、悠然とダイヤモンドを1周。「沢村という素晴らしい投手から打ててよかった」と笑顔も見せた。

 今季3度目の延長戦。打線の沈黙が続く中、10回の打席に立つ前にメヒアは外崎から「ホームランを打ってくれ」と声を掛けられたという。同じ3打席無安打だった仲間からの切なる願い。「前向きな気持ちになれた。思った通りの結果になった」と感謝した。
 4番でアーチを放ったのは17年7月22日の日本ハム戦以来。ここ2年は山川らの台頭もあって出場機会が減っていたが、その山川や中村の不振もあり、首脳陣の期待も大きい。辻監督も「あの球をあそこまで飛ばすのはメヒアだけ。メヒアさまさま」と最敬礼した。

 リーグ3連覇は厳しい状況だが、メヒアは言葉に力を込める。「何が起きてもおかしくない」。左翼席のファンから声援を受けた助っ人は、大きな手を振って応えた。(大木 穂高)

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