阪神 屈辱の巨人戦9年連続負け越し 破れない貯金「5」の壁

[ 2020年10月3日 17:45 ]

セ・リーグ   阪神4―7巨人 ( 2020年10月3日    甲子園 )

<神・巨>7回、選手交代を告げる矢野監督(中央)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は投打に完敗で、宿敵巨人に対して9年連続の負け越しが決まった。

 打線は制球に苦しむ相手先発・畠に対して再三ランナーを出すも、攻めきれず。5回2死一塁では北條が中堅フェンス直撃の二塁打。だが一気に本塁を狙った一塁走者・近本は丸から坂本、そして捕手・大城と転送された完璧な中継プレーの前に本塁タッチアウトとなった。

 6回は無死一、二塁と好機を作るも期待の大山が畠の前に右飛。ボーアは2番手の左腕・大江に二ライナーに打ち取られ、梅野は右前へ痛烈な打球をはじき返すも松原のスライディングキャッチに阻まれた。7点劣勢の9回に代打・高山の右中間への適時二塁打と近本の9号3ランで4点を返したが、反撃も及ばなかった。

 甲子園での初先発となったガンケルは、2本塁打を浴びるなど6回5失点で今季3敗目。今季最多の貯金「5」への挑戦は、4度目の失敗に終わった。

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