中日・ビシエド 休養で元気ハツラツ通算99号の決勝弾 「皆が試合しているのに違和感あった」

[ 2020年10月3日 05:30 ]

セ・リーグ   中日8-5DeNA ( 2020年10月2日    横浜 )

<D・中16>8回1死一、二塁、中越え3ランを放つビシエド(撮影・島崎忠彦)
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 休養効果は抜群だった。中日・ビシエドが決勝の15号3ラン。8回1死一、二塁からバックスクリーンへ運び「とにかく打てる球を集中して待っていた。自分でもグッドスイングだと思うよ」と笑みを浮かべた。

 9月25日の巨人戦から、5試合で18打数2安打、打率.111と不振に陥った。前日1日の阪神戦は外国人枠の兼ね合いもありベンチ外。「皆が試合をしているのに違和感があったが、いい休養になった」とリフレッシュに努めたことが、来日通算99号を呼んだ。

 心身共に元気を取り戻すと、この日の試合前には今季初めて声出しを担当し「集中して勝とう」とチームメートを鼓舞した。言葉通りチームは3位・DeNAに0.5ゲーム差と接近。8年ぶりのAクラス入りへ、頼れる4番を中心にラストスパートをかける。 (徳原 麗奈)

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2020年10月3日のニュース