渡辺主筆 原巨人に日本一厳命「本当の優勝を」

[ 2019年10月1日 05:30 ]

「2019読売巨人軍セ・リーグ優勝祝賀会兼CS激励会」であいさつする渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆
Photo By 代表撮影

 巨人の「セ・リーグ優勝祝賀会兼クライマックスシリーズ激励会」が30日、都内ホテルで開かれた。渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(93)が壇上であいさつし、来場者約1500人の前で「本当の優勝を」と日本一奪還を厳命した。5年ぶりリーグ制覇を達成した原辰徳監督(61)率いるナインはきょう1日、CSファイナルS(9日開幕)に向けた練習を始動する。

 祝賀会兼激励会の冒頭。原監督ら首脳陣と全選手を背にする形で、渡辺主筆が登壇した。5年ぶりリーグ制覇の余韻も少なに「今日の祝賀会、実は気持ちがちょっと重い」と切り出した。

 「年内に勝負が残されているからであります。今日は大変喜んでいただいておきながら負けたなんてことになると、格好悪くて顔向けできない」。CSでは1勝のアドバンテージがあるため3勝、さらに日本シリーズでの4勝と具体的に言及。財界関係者ら約1500人を前に「本当の優勝をしていただきたい」と、7年ぶりの日本一奪還を厳命した。

 公の場でのあいさつは3月25日の「燦燦(さんさん)会総会」以来。自身の近況についても報告した。会社内の自室で転倒して膝をひねり「僕は足が今ヨタヨタしておる」と説明。その前には自宅でトイレに行こうとした際に、使用人が開けたドアに突き飛ばされる形で転倒。「仰向けにひっくり返った。それでしばらく入院して」と明かした。

 原監督は思いを受け止めた。「主筆のあいさつの中であまりお褒めの言葉がなかったということが、明日へのエネルギー」と活力とした。山口寿一オーナーは、リーグ制覇した平成元年の日本シリーズを回想。近鉄に3連敗しながら4連勝で逆転日本一に輝いた。「令和元年も、日本シリーズでジャイアンツが勝つと信じています」と言葉を贈った。

 キヤノン会長兼CEOの御手洗冨士夫燦燦会会長はきょう1日の消費税増税に触れ、巨人の優勝が日本経済発展につながると乾杯のあいさつをした。バットで行った酒だるの鏡抜きも、酔いは一瞬。指揮官は「CS、日本シリーズと大きな山があるということをさらに強く決意しております。我々の目的である日本一を奪還する」と誓った。 (神田 佑)

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