阪神 大山が決勝打「これでまた鳥谷さんと一日でも長く野球ができる」

[ 2019年10月1日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―0中日 ( 2019年9月30日    甲子園 )

4回1死一、二塁、先制適時打を放ち、ガッツポーズを決める大山(撮影・大森 寛明)
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 「4番大山」が猛虎の希望をつなげた。0―0の4回1死一、二塁。カウント2―2から中日・三ツ間の甘いツーシームを中前に運び、是が非でも欲しかった先制点をゲット。この一打が結果的には決勝打になった。

 「大事な試合だったので、あそこで先制できてよかった。これでまた鳥谷さんと一日でも長く野球ができる」

 勝てばCS進出。引き分けでもシーズン終了というプレッシャーがかかる状況で4番の重責を全うした。4回1死まで完全投球された大野雄から三ツ間に替わった直後を攻め立て巡ってきた好機で、4番らしく応えた。

 試合前には黒地に黄色で「Tigers」と書かれた背番号1のTシャツを着て練習を行った。チームを16年に渡って支えてきたベテランのためにもという思いが試合を決める一打につながった。助っ人・マルテを欠く中、29日の同戦で放ったダメ押し2ランに続き仕事を果たした。

 開幕前には「去年までの自分を越える」と目標を立てて臨んだシーズン。8月10日の広島戦では開幕から105試合務めた4番を外されたが“定位置”を取り返すために浜中打撃コーチに指導を仰ぎながら懸命に前を向いてきた。その姿勢に野球の神様は最後の最後に味方してくれた。苦しい時期を経験して成長した証を本拠地の虎党に見せた。

 「感謝の気持ちを持ってCSを戦っていきたいです」
 土俵際に追い込まれながらも、何とかつかんだCS切符。3年目にして初めて全143試合出場も果たした。25歳の若き主砲は今宵の結果に一喜一憂することなく、次のステージでも暴れ回る。
(長谷川 凡記)

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