9回満塁で空振り三振…履正社・小深田 3年生のエールに涙「悔しい負けを次につなげて」

[ 2019年10月1日 16:18 ]

いきいき茨城ゆめ国体2019 高等学校野球(硬式)競技会 準決勝   履正社2―6海星 ( 2019年10月1日    ノーブルホームスタジアム水戸 )

 自然と涙があふれ出た。2―6の9回2死満塁、空振り三振に倒れ、最後の打者となった履正社の小深田大地内野手(2年)は「(4番の)井上さんにつなぐ気持ちで打席に入ったけど、自分の打撃の詰めの甘さが出た」と肩を落とした。

 3番打者として春、夏と甲子園大会連続出場。井上を始め、3年生の背中を追って実力を付けてきた。「勝てば、3年生ともう1試合できる」。最後の打席は気持ちが力みとなった。初球はフルスイングでファール。だが2、3球目は直球にタイミングが取れず、不本意なスイングで空振りを続けた。試合後の表彰式で3年生から「新チーム、頑張れよ」と声をかけられると涙腺は決壊。「この悔しい負けを次につなげていきたい」と前を向いた。

 新チームは3日後の今月4日に秋季大阪大会準々決勝、さらに6日には準決勝に臨む。大阪で上位3校に入れば、来春選抜大会の重要参考資料となる秋季近畿大会への出場が決まる。「3年生に(今春の)選抜は連れて行ってもらった。今度は下級生を連れて行けるようにしたい。新チームから国体まで負けなしで行きたい」。高校通算24本塁打を誇る左の長距離砲が、新たな目標を見定めた。

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