山梨学院エース相沢、延長12回力尽きた…“山梨のデスパ”野村「1球で終わってしまう怖さを知った」

[ 2019年8月10日 15:33 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   山梨学院2―3熊本工 ( 2019年8月10日    甲子園 )

<熊本工・山梨学院>泣き崩れる野村(中央右)らに声をかける山梨学院・相沢(同左)(撮影・北條 貴史)
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 4年連続出場となった山梨学院(山梨)は2―3で熊本工(熊本)に延長12回サヨナラ負けで初戦敗退。3年ぶりの2回戦進出とはならなかった。

 延長12回、ここまで1人で投げ抜いてきたエース・相沢は最後に力尽きた。1死まで奪うも、7番・山口(3年)にサヨナラ本塁打。試合後は泣きながら悔しい表情を見せた。

 相沢と昨夏の甲子園を経験した、高校通算53本塁打を誇る山梨のデスパイネこと野村(3年)は試合後に「1球で終わってしまう怖さを知った。今までやってきたことは全力尽くして出せた」と語った。

 続けて熱投したエースに対して「なんとか相沢を助けたかった…。あいつがいなかったら、ここまで来れなかったので感謝している」と言葉を送った。

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