広島 痛恨黒星…フランスア、9回逆転サヨナラ3ラン被弾

[ 2019年8月10日 22:15 ]

セ・リーグ   広島5―6阪神 ( 2019年8月10日    京セラドーム大阪 )

<神・広>9回、フランスアが無死一、二塁から大山に右越え逆転サヨナラ3点本塁打を浴びる(撮影・成瀬 徹)
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 3位広島が4位阪神に5-6でサヨナラ負け。5-3とリードした9回、フランスアが無死一、二塁から大山に12号逆転サヨナラ3ランを被弾。劇的な幕切れによって痛い星を落とした。

 広島は2回、1死満塁から小園の右前適時打で1点を先制。その裏に2点を失い逆転されるも3回、再び勝ち越しに成功した。先頭の菊池涼が左安打で出塁すると、続くバティスタがレフトフェンス直撃の同点適時打。さらに鈴木がショートへの内野安打で続き無死一、三塁とチャンスを広げると松山のレフトへの飛球をソラーテが落球。幸運な2点適時二塁打によって再逆転すると1死一、三塁から小園の遊ゴロの間に1点を追加。この回一挙4点を奪った。

 先発の床田は今季最短の2回4安打2失点で降板。2番手の遠藤は3、4、5回を無失点と好投するも6回1死満塁としたところで降板。3番手の中村恭は押し出しで1点を与えたが福留を空振り三振、マルテを三飛に打ち取って一打同点のピンチを切り抜けた。7回には4番手の菊池保がソラーテ、大山に連打を許しながらも後続を打ち取って無失点。

 8回は中崎が無失点に抑え、フランスアが5-3とリードした9回のマウンドへ。しかし、先頭のマルテに中安打、続くソラーテに四球を与え無死一、二塁とすると大山に投じた2球目をライトスタンドへと運ばれ試合終了。フランスアが4敗目を喫した。

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