鶴岡東、U―18代表左腕攻略 丸山が誕生日に逆転2点打「うれしい」

[ 2019年8月10日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第4日1回戦   鶴岡東6―4高松商 ( 2019年8月9日    甲子園 )

5回2死満塁、鶴岡東・丸山が左に逆転の2点適時打を放つ(投手・香川) (撮影・成瀬 徹) 
Photo By スポニチ

 鶴岡東打線がU―18代表候補左腕を攻略し、15年以来の夏の甲子園白星をマークした。2点を追う5回、1点を返してなおも2死満塁から丸山が左翼線へ逆転の2点適時打。この日が18歳の誕生日で、第1打席はバースデーソングに大きな拍手を浴び「緊張して全然聞こえていなかった」と苦笑いしながらも「うれしい。良い日になった」と喜んだ。

 山形大会では背番号1で投手を兼任。勝負強い打撃を買われて今大会は背番号7を背負う。序盤は香川の宝刀・チェンジアップを打たされたが「後半勝負」と冷静だった。5回の逆転打はその決め球を捉え、8回にも右中間二塁打。9回には2番の竹花が左越え2ランでトドメを刺した。

 同校悲願の夏2勝へ、次戦はセンバツ準優勝の習志野と対決する。「目の前を一戦一戦、チャンスで一本を心がけて頑張りたい」と丸山は力をみなぎらせた。 (松井 いつき)

続きを表示

2019年8月10日のニュース