大谷ラッキー二塁打もエンゼルス7連敗 プレーオフ遠のく零敗

[ 2019年8月10日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―3レッドソックス ( 2019年8月8日    ボストン )

レッドソックス戦の初回、セール(手前)から当たり損ないの幸運な二塁打を放つエンゼルス・大谷
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 エンゼルス・大谷は8日(日本時間9日)、リーグ屈指の左腕セールの前に幸運な二塁打1本の3打数1安打となり、チームも今季ワーストの7連敗を喫し借金4となった。

 初回2死、内角球に止めかけた大谷のバットに投球が当たった。三塁線に力のないゴロが転がったが、三塁手ディバースはファウルに切れるのを見込んだのか見送った。打球はフェアゾーンを転がり、三塁後方の打球をディバースが捕球する間に大谷は二塁へ。8打席ぶりの長打となったが、左腕の前に打線は沈黙し零敗を喫した。

 「良い時の彼と変わらない。セールはスイッチが入った状態だった」とブラッド・オースマス監督。それ以降、7回先頭のトラウトが左前打するまで、一人の走者も出せず。終わってみれば大谷が、二塁を踏んだ唯一の走者だった。敵地フェンウェイ・パークでは2年目で初めてプレーしたが、白星は呼べず。力ない敗戦でプレーオフ進出はまた遠のいた。(後藤 茂樹)

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2019年8月10日のニュース