飯山20失点大敗も誇りの1点 大山主将「悔しさは2年生に託したい」

[ 2019年8月10日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第4日1回戦   飯山1―20仙台育英 ( 2019年8月9日    甲子園 )

3回二死二塁、先制打を放ちガッツポーズの飯山・大川 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 飯山(長野)は投手を中心とした守り勝つ野球で長野大会を勝ち抜いたが、初出場の甲子園は20失点。長野大会6試合7失点の頼みの投手陣が24安打と打ち込まれ、5失策と守りもほころんだ。

 唯一の得点となった3回2死二塁から右前適時打を放った大川主将は「あの1点はいい1点だった。この悔しさは2年生に託したい」と涙はなかった。人口2万人の雪国の小都市から来た4000人超の大応援団の声援も及ばず。丸子修学館の外野手で出場した08年センバツに続き初戦敗退に終わった28歳の吉池拓弥監督は「これが強いチーム。根本的に見直さないと」と脱帽した。

続きを表示

2019年8月10日のニュース