3被弾で6敗目…ダルが悔やむ「一番の間違い」 2ストライクから高めカーブ「何であれを選んだのか」

[ 2019年8月10日 22:51 ]

ナ・リーグ   カブス2―5レッズ ( 2019年8月9日    シンシナティ )

<カブス・レッズ>2回、逆転となる2ランを浴びて悔しい表情を見せるカブス・ダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(32)が9日(日本時間10日)、敵地シンシナティでのレッズ戦で6回4失点で6敗目(4勝)を喫した。3本塁打を浴び「本塁打以外はそんなに文句はない」とした一方、1点リードの2回に先頭打者のバンメーターを追い込みながら、高めのカーブを二塁打とされた一球を悔やんだ。

 「今日の一番の間違いは、バンメーターの2ストライクからのカーブ。自分でも何であれを選んだのかと。あれが本当のミスです。ワンバウンドを投げようとはしたんですけど」

 続くアキーノに2ランを浴び、4回はスアレス、6回にはボットにソロを被弾。この日は直球、カットボール、スプリットなどで16個の空振りを奪ったが「どの球をどのタイミングで使っていくか。今(試合後)も投手コーチたちと話しましたけど、彼らが考えているのと全く同じことを今日の自分は感じました」。被本塁打は17年のシーズン自己ワースト27にあと1に迫った。

 それでも、9奪三振、無四球。日米含め自己最長に並ぶ3試合連続無四球とここ最近の安定感は際立っており、ジョー・マドン監督は「効率の良い投球。素晴らしいボールを投げている。三振と四球の比率を見てくれよ」と高い信頼を寄せている。7月以降の7試合はこの試合を含め、5試合で無四球。その7試合のK/BB(1四球に対する三振数)は26・5(53奪三振/2四球)で、高い制球力を誇る元巨人の上原がレンジャーズ時代の12年にマークした14・33(43奪三振/3四球)をも上回る、驚異的な数字だ。

 ちなみに20世紀になってから、大リーグの先発投手で、この数字が2桁を越えたのは14年、ツインズのフィル・ヒューズの11・62、10年マリナーズ、レンジャーズのクリフ・リーの10・27、94年メッツのブレット・セーバーヘーゲンの11・00だけ。ドジャースの柳賢振が今季最初の14試合中9試合が無四球で17・00(85奪三振/5四球)を記録したが、今のダルビッシュはそれに勝るとも劣らない。

 日本投手では野茂英雄、黒田博樹(ともにドジャースなど)、大家友和(レッドソックスなど)に次いで史上4人目となるメジャー通算1000投球回にも到達。「3000イニング目指して頑張ります。でも50歳くらいまでやらないと」と冗談めかしたが、今月16日に33歳を迎える右腕には通過点にすぎない。(シンシナティ・奥田秀樹通信員)

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