関東第一、4年ぶり初戦突破 日本文理との点の取り合い制す

[ 2019年8月10日 10:16 ]

第101回全国高校野球選手権大会 5日目   関東第一10―6日本文理 ( 2019年8月10日    甲子園 )

<関東第一・日本文理>3回1死、中越えにソロ本塁打を放ち、雄叫びを上げる関東第一・平泉(撮影・北條 貴史)
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 第1試合は、関東第一(東東京)が、壮絶な点の取り合いとなった日本文理(新潟)との打撃戦を10―6で制し、4強入りした15年以来4年ぶりの初戦突破を決めた。

 関東第一は2点を追う3回、1死から4番・平泉遼馬(3年)のバックススクリーンへのソロ本塁打、さらに、2死満塁からエースの9番・土屋大和(3年)の走者一掃となる右越え適時二塁打でこの回4点を奪い逆転に成功した。

 4回に3点を失い、試合をひっくり返されたが、直後の攻撃で、無死一塁から平泉の適時三塁打で同点、続く5番・野口洋介(3年)の中前打で再び逆転に成功。相手に傾きかけた流れを引き寄せると、6回に、6番・渋谷嘉人(3年)の適時打で1点、7回にも2点をを加えてリードを広げた。

 序盤の点の奪い合い。5回から登板した2番手・谷幸之助(3年)が相手打線を食い止めた。4点リードの9回に、3四死球で1死満塁のピンチをつくったが得点は与えず守り切った。

 日本文理は、先発のエース南隼人(3年)が4回6失点と粘れず、2番手の長谷川優也(2年)も失点を重ねた。県大会のチーム打率・413を誇る打撃陣だが、中盤以降はつながりを欠き、17年以来2年ぶりの夏1勝はならなかった。 

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