広島 遠藤 デビューから11試合目で初失点

[ 2019年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3―6中日 ( 2019年7月9日    ナゴヤD )

2番手で力投する遠藤(撮影・椎名 航)
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 広島の2年目右腕・遠藤の進撃がついに止まった。1―3の2回から救援したが、4回を3失点。デビューから11試合目で初の失点を喫し、球団記録の更新はならなかった。

 「(2回の)最少失点で抑えたかったけれど、力んで勝負球が甘く入りました」。悔やんでも悔やみきれない場面は5回に訪れた。2死一、三塁で打席には高卒新人の石橋。カウント1―2と追い込みながら、4球目の外角ストレートが高めに浮いた。痛恨の2点タイムリー。佐々岡投手コーチも「踏ん張っていたけど、もう一踏ん張りだった」と残念がった。

 とはいえ、前日8日までの10試合13イニングを4安打無失点。この日もプロ最長となる4イニングを投げ、経験を積んだ。「この機会を無駄にせず、もっと成長できるように」。失敗を飛躍の糧とする。

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