阪神 原口「最後の一人」で球宴選出「誰も想像していなかった」

[ 2019年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0―1巨人 ( 2019年7月9日    甲子園 )

オールスター戦のプラスワンで選出され笑顔でポーズを決める原口(撮影・後藤 正志)
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 「マイナビオールスターゲーム2019」に出場するセ、パ各リーグの「最後の1人」を決めるプラスワン投票の結果が9日に発表され、セは阪神・原口文仁捕手(27)が選ばれた。大腸がんからの復活劇が支持されたことに感謝を示し、恩返しを誓った。パは日本ハム・大田泰示外野手(29)が「右半膜様筋腱一部損傷」で辞退し、得票2位の西武・源田壮亮内野手(26)が選ばれた。

 振り抜いたバットは惜しくも空を切った。9回2死一塁で代打出場した原口は、カウント1―2から田口のワンバウンドのチェンジアップに空振り三振。「甘いボールをミスショットしてしまった」と、外角低め速球をファウルにした直前の1球を悔やんだ。

 試合前にはプラスワン投票による球宴選出の吉報が届いた。「たくさんの方に票を入れていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げ、「半年前を考えたら誰も想像もしていなかったと思います。元気な姿が(テレビに)映ればそれでいいと思う」と感慨深げに言葉をつないだ。

 大腸がんから復活し、6月4日のロッテ戦で1軍復帰するといきなり代打で適時二塁打を記録。同9日の日本ハム戦では代打サヨナラ安打を放った。復帰後18試合に出場して打率・219(32打数7安打)、0本塁打、5打点。「いい数字ではないのに選んでいただいた」と恐縮しても、数字では測れない感動を与えてきた。

 第1戦の東京ドームは「小さい頃に父親に手を引っ張られて連れて行ってもらった」。第2戦の甲子園球場は「日本一キレイな球場だと思っている。甲子園でプレーできるのは嬉しい」。思い入れが強い球場で勇姿を見せる。矢野監督は「普段はしぶといバッティングを見せてると思うけど、甲子園ではホームランを狙えばいいんじゃない?」と本拠地での一発に期待した。

 16年に監督推薦で選ばれて以来、3年ぶり2度目の夢舞台。当時以上に、特別な夜になりそうだ。(巻木 周平)

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