【西東京】日大鶴ヶ丘、昨夏の雪辱へコールド発進 2番手・荒沢無失点救援で流れ呼んだ

[ 2019年7月10日 15:09 ]

第101回全国高校野球選手権西東京大会2回戦   日大鶴ヶ丘10―1都東大和 ( 2019年7月10日    多摩市一本杉 )

7回コールド発進に貢献した中島主将(左)と好救援の荒沢
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 雪辱の夏に好スタートだ。昨夏の西東京大会決勝で敗れた日大鶴ヶ丘が10―1の7回コールド勝ち。5年ぶりの甲子園へ力強く一歩を踏み出した。

 「去年は準優勝だから今年は優勝と言われるけど、いきなり決勝はないですから。一戦一戦やりたい」。就任23年目の萩生田博美監督(46)は初戦突破にそう言った。都東大和に先制されながら中盤に逆転。そのまま一気に押し切った。

 流れを変えたのは2番手の荒沢(3年)だった。1点ビハインドの4回から登板。2イニング連続3者凡退で打線を乗せた。「流れを持ってこようと。相手は振ってくるので打たせていった」。4回無失点に抑えれば、打っても同点の押し出し四球に中犠飛で2打点。4打席4四死球でつなぎ役に徹した3番・中島主将(3年)も「守りでリズムを作れて良かった」と言った。

 昨夏の決勝は日大三との“日大決戦”にサヨナラ負け。「悔しい思いをぶつけ、一戦必勝でいく」。中島主将の言葉が甲子園への進撃開始を告げた。

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