【西東京】八王子実践「ロバートさん」初陣飾った “練習改革”2時間半で効率的に強化

[ 2019年7月10日 17:52 ]

第101回全国高校野球選手権西東京大会2回戦   八王子実践11―7明学東村山 ( 2019年7月10日    上柚木公園 )

<八王子実践・明学東村山>守備練習でノックをする八王子実践・河本ロバート監督(撮影・西尾 大助)
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 八王子実践の河本ロバート監督(33)が「初陣」を飾った。今春の都大会後、母校指導者に就任。公式戦初白星に「緊張しました。短期決戦の初戦ということで堅くなったけど…。ボクの勝利より、チームが勝たせてもらって嬉しい」。選手から親しみを込め「ロバートさん」と呼ばれる1メートル90の指揮官は胸をなでおろした。

 亜大卒業後、ドジャースマイナーリーグでプレーした経験を生かし、日米野球の長所を取り入れ、強化に役立ててきた。「メジャーは個々のパフォーマンス意識が高く、バント練習はやらない。日本は状況に応じて勝つための戦術が緻密。でも“指導者は絶対”ではない。いいところ取りではないが、お互い組み合わせてやれれば」。

 元投手らしく理論立てたフォーム矯正は得意分野だ。2年生エース後藤結人が証言する。「ボクは股関節が硬く左足が開くクセがあったけど…。内股にためて投げる瞬間、力を開放するフォームを体現してくれた。去年は最高128キロだったのに144キロまでいきました」。この日は初戦で浮き足立ち、変化球の制球が定まらず7失点と乱れたが「次はベストコンディションで」と雪辱を誓った。

 ナインとのコミュニケーションも緊密だ。「ロバートさんと距離が近いんですよ。体のメカニズムはしっかり答えてくれますし、休める時は休めと言ってくれます」と片江健斗主将。練習時間も「働き方改革」のご時世に合わせ、2時間半に短縮。50メートル走が限界の狭いグラウンドを各自が有効に使い、効率的な強化を図ってきた。

 順調に勝ち進めば4回戦では昨夏甲子園4強の日大三と対戦する可能性がある。「チームとして三高さんとやりたい。三高さんにいかに勝てるか、練習をしてきたので」。河本ロバート監督率いる八王子実践ナインがジャイアントキリングに挑む。

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