交流戦MVPも佳境 好調・巨人の立役者 遅咲きのドラ1右腕・桜井

[ 2019年6月19日 10:00 ]

巨人・桜井
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 交流戦は大詰めに入った。巨人は13試合を終え、9勝4敗と好調。セ・リーグ首位に再浮上し、交流戦も優勝を狙える位置にいる。その立役者の一人が4年目右腕・桜井だろう。交流戦から先発に回り、2戦2勝、防御率は交流戦5位の1・32。「どの球でもカウントを取れるというのは今の好調につながっているのかなと思います」と自身では分析した。

 15年のドラフト1位。1年目の16年3月30日DeNA戦でプロ初登板初先発したが、試合途中に右肘痛を発症。昨年は1軍登板ゼロに終わった。今季は開幕1軍でスタートし、中継ぎで12試合に登板。5月23日のDeNA戦でプロ初勝利を挙げたばかりだが、先発転向後の2勝と合わせて既に3勝をマークしている。

 デビュー戦以来3年ぶりの先発となった6日の楽天戦では6回2/3を3安打1失点。「とにかく長い回を投げることを意識した。中継ぎのしんどさを見てきたので、その思いが一番強い」とリリーフの経験を先発での初勝利につなげた。13日の西武戦でも7回4安打1失点と好投。ここ2試合は捕手・炭谷と話し合い、カーブを効果的に使った。「カーブが決め球に使えるということでだいぶ幅が広くなってきた」と手応えを感じている。

 宮本投手総合コーチも前回13日の西武戦の試合後には「やっぱりドラ1で入ってきたからにはこういった場所が彼が目指してきた場所だと思うし、ジャイアンツ球場じゃないんだ、というところで彼の意地が見えている。胸張って先発ローテーション入りだと思います」と賛辞を贈った。

 次回の先発は20日のオリックス戦(東京ドーム)の予定。勝利を挙げれば、交流戦で3勝となり、MVPの可能性も高まる。そのことを尋ねると「そこは意識せず」と言いながらも「けど、サイトで(防御率の)順位を確認してしまったので」と笑った。さらに「気合入れて投げていきます。期待しておいてください。最後の追い上げを」と鼻息を荒くした。遅咲きのドラ1の交流戦MVP。期待せずにはいられない。(記者コラム・岡村 幸治)

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