大谷4の0 3戦ぶり無安打 2戦連発ならず エ軍は“8度目正直”5割復帰

[ 2019年6月19日 10:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―1ブルージェイズ ( 2019年6月18日    トロント )

ブルージェイズ戦の1回、ファウルボールの行方を追うエンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が18日(日本時間19日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数無安打。前日17日に続き、2試合連続本塁打に期待が懸かったが、3試合ぶりの無安打に終わった。チームは3-1で逆転勝ちし、5割復帰を果たした。

 相手先発は初対戦となる右腕・ストローマン。カットボール主体の配球に苦戦し、初回2死走者なしからの第1打席は遊ゴロ、4回無死一塁での第2打席も投ゴロ併殺に打ち取られていた。第3打席は初球から積極的に打ちに行ったが、低めの変化球を引っ掛け、二ゴロに終わった。

 8回2死一、二塁の好機で回った第4打席は3番手右腕ビアギニと対戦。ここでも積極的に初球を狙ったが二ゴロだった。

 大谷は4打数無安打で、打率は・275となった。

 チームは1点を追う5回、先頭のカルフーンの16号ソロで同点に追いつくと、2死からグッドウィンが7号ソロを放って逆転。8回にも1点を追加してリードを広げた。投げては先発スカッグス、クローザーのロブレスがリードを守り切って連勝。勝てば5割復帰の試合で、ことごとく黒星としていたが、8度目の挑戦で借金を返済した。

 大谷はこの日試合前、5日以来13日ぶりにキャッチボールを行った。40フィート(約12・2)、50フィート(約15・2メートル)、60フィート(約18・3メートル)の距離でそれぞれ10球の計30球。ゆったりと足を上げて軽めに投げた。

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