広島、拙攻で首位陥落 交流戦打率12球団ワースト 誠也も好機に凡退「僕のせい」

[ 2019年6月19日 05:30 ]

交流戦   広島2―6ロッテ ( 2019年6月18日    マツダ )

8回1死一、二塁、鈴木は三振に倒れる (撮影・奥 調)
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 広島は18日のロッテ戦で同点の延長11回に4失点して、5月20日以来の首位陥落となった。鈴木誠也外野手(24)が3度の得点圏の打席で凡退するなど、計10安打を放ちながら2得点。交流戦のチーム打率は12球団ワーストと低調な打線が響き、首位・巨人と0・5ゲーム差の2位となった。

 首位を明け渡すほどに、交流戦の低迷は長く厳しい。首位陥落の要因となっている打線の不調。重苦しさは、同点の8回の好機で際だった。

 3番手・酒居を相手に、1死無走者から菊池涼が左中間への二塁打で出塁すると、バティスタが2ボールとしたところで申告敬遠が告げられた。鈴木の打席の前で敬遠が選択されるのは今季初。予期せぬタイミングで打席に向かった鈴木は、カウント2―2からフォークで空振り三振に終わった。続く西川は左飛。頼れる中軸コンビが倒れ、勝ち越しはならなかった。

 鈴木は3度の得点圏での打席でいずれも凡退。4点を勝ち越された延長11回先頭での1安打のみだった。「僕が打っていれば勝っていた。僕のせいです」と敗戦の責任をかぶれば、4回に同点の3号ソロを放っていた西川も「ホームランはどうでもいいです。僕ら(中軸)で負けました」と頭を下げた。

 交流戦のチーム打率・210、38得点は、ともに12球団最低。打線が上向かないだけに、中軸の一打がチームの勝敗に直結する状況となっているのはもどかしい。4番・鈴木も、交流戦打率・220、2本塁打、6打点と低調とあって、迎打撃コーチは「本人がどう感じているか。僕も映像を見返しながら考えるところがあったので、明日話してみたい」と言及した。

 交流戦は3勝8敗1分けと単独最下位から抜け出せない。交流戦開幕前に2位・阪神と4ゲーム差をつけながら、5月20日以来の首位陥落だ。緒方監督は「接戦をものにできなかったのは痛いけど、また切り替えてやるしかない」と気丈に振る舞った。交流戦は本拠地マツダスタジアムでの5連戦を含む残り6試合。王者の本領をパ・リーグに見せつけるチャンスはまだある。(河合 洋介)

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