西武・山川、大勝も笑顔なし 10戦ぶり一発も「量産できる感じではない」

[ 2019年6月19日 05:30 ]

交流戦   西武16―2中日 ( 2019年6月18日    ナゴヤD )

3回1死、山川は左中間ソロホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 中村と19度目のアベック弾で快勝に導いたというのに…。試合後の西武・山川に笑顔はなく、表情は曇っていた。普段は本塁打を放つと、明るく取材に応じるが、この日は違った。2点を先取した3回、なおも1死から阿知羅の144キロ直球を左中間席へ26号ソロを突き刺した。「打てたことは良かった」と静かにうなずいた。

 ハイペースで本塁打を量産してきた主砲は今季最も長く本塁打から遠ざかっていた。6日の広島戦以来10試合ぶりの快音だが、「6打席立って、手応えはあまりなかった。もう少し修正をしないと、(本塁打)量産ができる感じではないのかな」と振り返る。

 初回はいきなり初球に死球を受け、険しい表情を浮かべた。直近5試合で4死球。セ球団の投手からは、厳しい内角攻めに遭っている。「明日からも内角を意識させてくると思う。意識しているときは基本ダメ。意識しながら、どう打つかが大事になってくる」。一喜一憂することなく、冷静に先を見据えた。

 3回の攻撃から流れを引き寄せて、今季最多タイの16得点したことも事実だ。通算200勝をプレゼントされた辻監督は「山川の本塁打はうれしかった。チームとしても山川が打たないとモヤモヤっとする。200も勝ちをつけてもらってありがたい」と感謝した。

 ここまでの交流戦は全5カードで初戦勝ちも、2戦目は全敗している。節目の白星を手にした指揮官は「投手に頑張ってもらって接戦に持ち込むしかない」と表情を引き締め、201勝目を見据えた。 (武本 万里絵)

○…西武の山川、中村が本塁打。2人のアベック弾は5月17日のオリックス戦以来通算19度目になるが、その試合にチームは勝率.667(12勝6敗1分け)。昨年9月14日の楽天戦からは1分けを挟み6連勝中だ。中村は阿知羅(中)から初アーチ。228人目の奪本塁打投手となり、阿部(巨)の230人に次ぎローズ(オ)に並ぶ歴代2位タイに浮上した。また、交流戦ではいずれも通算最多となる本塁打を74、打点を198とし、初の200打点が目前になった。

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