中日・与田監督 外崎のバント「2度打ち」と判定に疑問 NPBへ意見書提出へ

[ 2019年6月19日 21:37 ]

交流戦   中日2―5西武 ( 2019年6月19日    ナゴヤD )

<中・西>9回表無死一塁、外崎の送りバントで、リクエストを要求するも認められず森球審に抗議する与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日の与田監督が「2度打ち」ではないかとして、審判団の判定に疑問を投げかけた。

 2―2の9回表無死一塁で西武・外崎が送りバントを試みた。大野雄が打球を処理し、一塁に送球したが、指揮官はベンチを飛び出し審判団と協議。バントした打球が2度バットに当たったように見えたため、与田監督は審判団に見解を求めたという。

 だが、審判団側からは「全くそう見えない」という趣旨の返答があり、当該プレーはリクエストの対象外のため、リプレー検証もできず。与田監督は納得いかない表情のまま、ベンチへ戻り1死二塁で試合が再開された。

 その後、1死満塁とピンチが拡大し、中村に決勝の2点打を許した。

 指揮官は試合後に「どうしてあれが問題ないように見えてしまったのか。近くでそう(2度打ちに)見えた」と指摘。「審判の判断が間違ってたとするならば、大きな問題。大きな1プレー。ジャッジは覆らないのでお互いに確認していただくしかない」と注文した。

 加藤宏幸球団代表は、試合後に映像を確認し「2度打ちしているように見える」と判断。リクエスト対象外のプレーと理解はしならがも「アグリーメントでできないとは言え、審判が独自にリプレー検証できるようになるべきではないか」とし、20日にNPBへ意見書を出すことを明かした。

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