巨人・原監督、上原ねぎらう「雑草魂もついに燃え尽きるときを迎えた」

[ 2019年5月21日 05:30 ]

03年、原監督に笑顔で迎えられる上原
Photo By スポニチ

 上原の引退を受け、コーチ時代を含めて指導者として接してきた巨人・原監督は「雑草魂もついに燃え尽きるときを迎えた、という印象です。日米で好成績を挙げたことに敬意を表します」とコメントした。入団から昨季までの6年間、上原から背番号「19」を引き継いだ菅野はエースに成長。ジャイアンツ球場での練習後、「まさか2年間、一緒にやれるとは思っていなかった。上原さんとの時間は財産になりました」と感謝した。

 昨年見せたマウンドからベンチに戻る際の熱烈ハイタッチ「ハイファイブ」。上原から「(巨人では)沢村をど突いているだけだった。それができなくなるのは寂しい」と言われた沢村は笑みを浮かべた。「幼い頃から憧れていた人。上原さんのところに飛び込んだつもりだった」と、食事を共にするなどグラウンド内外でしたった。40歳の阿部はチーム最年長に繰り上がった。「いろいろ学ばせてもらいました。寂しい気持ちもありますが、まずはお疲れさまでしたと伝えたい」。新人時代からバッテリーを組んできた先輩に感謝した。

続きを表示

2019年5月21日のニュース