日本ハム田中賢、現役最後の誕生日に誓う完全燃焼「最後に優勝したい」

[ 2019年5月21日 05:45 ]

日本ハムの田中賢介内野手
Photo By スポニチ

 現役最後の誕生日に誓った!今季限りで現役引退を表明している日本ハムの田中賢介内野手が20日、38歳の誕生日を迎えた。出場機会は決して多くはないが、ここまで23試合の出場で47打数13安打で打率・277。あらためてチームの優勝のために身を削り、完全燃焼することを誓った。

 早朝、新千歳空港への移動便を待つ羽田空港。日米通算20年間の現役生活で最後の記念日を迎えた田中賢は「あと101試合ですか…」と少しだけ寂しそうな表情を浮かべた。それでも昨年12月に下した「今季限りでの引退」という自身の決断に後悔はない。「(現役)最後に優勝したいと思うし、少しでも力になれたらという思いに変わりはないです」と言葉に力を込めた。

 チームは開幕から大きな連勝も連敗もなく、現在は20勝20敗2分けでロッテと並び3位タイ。ただ、15日の楽天戦では最大8点リードから大逆転負けを喫するなど投打で波に乗り切れていないのが実情だ。ベテランもベンチスタートの際は声を出してナインを鼓舞し、有原、上沢ら先発投手がイニング間でベンチに座っている時は積極的に声を掛けて緊張をほぐすなどチームが少しでも勝利に近づくために尽力している。

 成長途上の若手が多く、まだまだ勝負強い打撃と堅実な守備力は必要とされている。限られた出場機会ながら打率・277。「優勝するためにはコンスタントに勝つことが大事。“いつか大型連勝がある”と期待して結局ないことだって多い」と表情を引き締める。

 北海道に移動後は家族と誕生日を祝った田中賢は「4歳の長男は“パパが野球を辞めたらいろいろなところに一緒に行ける”と喜んでますけどね」と笑う。支えてくれる家族がいる。応援してくれるファンもいる。「恩返し」でもあるラストイヤーを全力で駆け抜ける。(山田 忠範)

続きを表示

「第101回全国高校野球選手権大会 各地区結果」特集記事

「第90回(2019年)都市対抗野球大会」特集記事

2019年5月21日のニュース