レッドソックス、引退の上原にメッセージ「勝利のハイファイブよ、永遠に」

[ 2019年5月21日 05:30 ]

13年、レッドソックスの一員として世界一に輝いた上原(中央)
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 巨人・上原の電撃引退を受け、レッドソックスは球団公式ツイッターで惜別のメッセージを送った。「Thank you,@TeamUehara!Forever#HighFiveCity!(ありがとう。勝利のハイファイブよ、永遠に)」。13年にカージナルスとのワールドシリーズ第6戦で上原が最後の打者を空振り三振に仕留め、捕手のロスと抱き合う動画とともに、かつてのクローザーの功績を称えた。

 「ハイファイブ」は試合後にチームメートと激しくハイタッチを交わす勝利の儀式で、レ軍時代の上原の代名詞だった。移籍1年目の13年はシーズン途中から抑えに定着し、21セーブ、防御率1.09をマーク。名門球団の絶対的な守護神に君臨し、上原が「ここはハイファイブ・シティー、行くでぇ~」との合図とともに、ボストン市民と笑顔でハイファイブをしながら街を歩く動画は大きな話題を呼んだ。

 球団公式ツイッターには「史上最高のクローザー」「レッドソックスのレジェンド」など、現役引退を惜しむ声が多数寄せられた。レ軍には13年から4年間在籍。95年ぶりに本拠地ボストンで世界一を決め、歓喜のハイファイブを交わす上原の姿は、レ軍ファンの記憶に永遠に刻まれるだろう。

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2019年5月21日のニュース