ソフトB今宮、変化球攻略で打撃開眼 歴代名手に肩を並べるか

[ 2019年5月21日 09:12 ]

ソフトバンク・今宮(撮影・中村 達也)
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 【データプラス】柳田ら主力の離脱が相次ぐソフトバンク。その中で3番として好調な打撃を続ける今宮健太内野手(27)に注目する。(記録課・志賀 喜幸)

 20日現在、打率・323でリーグ3位にランクイン。2番から3番へと打順を変えた4月19日以降に打率・352(2番では・289)と、クリーンアップ昇格後に調子を上げてきた。遊撃でゴールデングラブ賞5度を誇る守備の名手も、昨季までの通算打率は・247。自身のシーズン最高打率も昨季の・266(規定打席未到達)で、規定打席到達シーズンでは17年の・264だが、故障者続出の窮地で、かつてない高打率を残し貢献している。

 成長の秘密を探ると、球種別の打率に一因が表れた。過去2年と今季の打率を比べると、対変化球が17年の・239、昨季の・246から今季は・316へと大幅アップ。細かく見ると、過去2年間で・258のカーブを・625、同じく・206のチェンジアップを・300と、打ちあぐねたボールを高確率で仕留めている。一方、直球は17年も・300、昨季も・290と強かったが今季は・333とさらに高打率だ。

 ひと皮むけた今季なら初の打率3割を期待できそうだが、ソフトバンクで遊撃手が3割をクリアすると04、06、08、10年の川崎宗則(04年はダイエー)以来4人目。右打者となると南海時代の49~51年の木塚忠助と59年の広瀬叔功に次ぎ60年ぶりだ。変化球を攻略した今宮が歴代の名手に肩を並べるか注目したい。

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