上原、米国でも雑草魂 「負け犬のままでは終われない」有言実行の世界一

[ 2019年5月21日 08:02 ]

担当記者が見た上原の優しさと雑草魂

引退会見を終えて引き揚げる上原(撮影・尾崎 有希)
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 米国でも雑草魂だった。上原が「どんどん踏まれていった」と振り返ったのはレンジャーズ時代の11年。ポストシーズン史上初の3試合連続被弾という乱調で、ワールドシリーズの登録メンバーから外れた。リーグ優勝の興奮に沸くクラブハウスで泣きだしそうな表情だった。

 シーズン後、スポニチ本紙の単独インタビューで「やっぱり自分は弱いんだと初めて気付かされた」と本音を吐露した上でこう力を込めた。「負け犬のままでは終われない。死んでも死にきれへんで。(ワールドシリーズのマウンドに)どんなんか、立ってみたい」。2年後、見事に実現した。

 現役の終盤、「課題は引退するまでずっとあるやろう。引退すればそれが最高峰だったということ。まだ上っている段階やから」と繰り返していた。上り切った今、見えている景色を聞いてみたい。(08~11、16、17年大リーグ通信員・小林由加)

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