阪神・中谷、意地の適時二塁打 連続無得点ストップ「結果出すため必死」

[ 2019年5月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5広島 ( 2019年5月19日    甲子園 )

9回2死三塁、左翼線に適時二塁打を放つ中谷(撮影・成瀬 徹) 
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 同じ負けでも「0」と「1」では意味合いが違う。マルテに代わって「7番一塁」で先発した阪神・中谷が0―5の9回に意地の適時二塁打。最後の最後でスタンドを沸かせた。

 「自分の結果を出すために必死なので、結果を出せて良かった」

 2死二塁。カウント1―1から3番手・一岡の外角寄り143キロに長い腕を伸ばして引っ張り込むと、打球はライナーで左翼線を破った。二塁走者の大山を迎え入れ、2戦連続零敗を阻止しただけでなく、17日同戦の7回から続いていた連続無得点を20イニングで止めた。

 4月23日のDeNA戦以来、22試合ぶりのスタメン出場。マルテがアドゥワとの前回対戦で封じられており、動きの小さな変化球を操る右腕と助っ人の相性を考慮した上での抜てきだったと思える。中谷は7回の第3打席に、そのアドゥワから中前打をマーク。野間が後逸する間に三塁を陥れた(記録は単打と失策)。

 出場4試合連続安打を記録し2本塁打を放った4月18日ヤクルト戦以来の複数安打もマーク。浜中打撃コーチは「状態が戻ってきている。最後にタイムリーを打って、自信の回復にもつながったのでは」と、今後の本領発揮に期待した。

 矢野監督は「次はどうする、といえる感じではない」と今後の起用に関して明言を避けたが、この日守った一塁に加えて、福留の休養日に左翼に就く可能性も十分。広島3連戦でわずか3得点に終わった打線を活性化させるのは、中谷かもしれない。(巻木 周平)

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