巨人・上原 日本球界初の100勝100ホールド100S「中途半端に先発、中継ぎ、抑えをやっちゃった」

[ 2019年5月20日 16:35 ]

<巨人・上原引退会見>目に涙を浮かべて会見する上原(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 現役引退を決断した巨人の上原浩治投手(44)が20日、都内ホテルで会見を行った。

 ベテラン右腕は新人の時からつけた19番を今季から背負った。「19番を空けてくれた気持ちには凄く感謝しています」。子どもたちに対しては「野球を好きになって欲しい。それだけです」とメッセージを送った。2軍でもがく若手に対し「1日でも早く1軍に上がれるように頑張ってほしい」とエールを送った。

 単身でアメリカに渡ったメジャー時代を思い出し家族には「近いようで遠かった。子育てもしていないですし、嫁には感謝しています」。日本球界初の100勝100ホールド100セーブの記録については「中途半端に先発、中継ぎ、抑えをやっちゃったなという感じ」とけんそんした。「巨人に戻るというのは正直考えてなかったので、獲ってくれて、こういう場を設けてくれた球団に感謝」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月20日のニュース