巨人・上原、今季途中で現役引退 既に球団に意思伝える

[ 2019年5月20日 08:40 ]

練習中、山口(右)と言葉を交わす上原
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 日米通算で100勝、100セーブ、100ホールドを達成したプロ野球巨人の上原浩治投手(44)が今季途中で現役を引退することが20日、分かった。球団に既に意思を伝えており、同日中に記者会見を開く予定。

 米大リーグ、カブスからフリーエージェント(FA)となり、昨年3月に10年ぶりに日本球界に復帰した。昨季は36試合に登板して0勝5敗、防御率3・63。7月20日に記録したホールドで、日米通算で100勝、100セーブ、100ホールドを達成したが、今季はここまで1軍での登板はなかった。

 上原は1999年にドラフト1位で巨人に入団し、1年目に20勝を挙げるなど主なタイトルを独占。10年間で通算112勝62敗33セーブ、防御率3・01をマークし、FA権を行使して2009年に大リーグに移籍した。

 メジャーでは主に救援として活躍し、13年には21セーブ、防御率1・09の好成績を挙げ、ア・リーグ優勝決定シリーズで最優秀選手(MVP)に輝き、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。大リーグでの通算成績は22勝26敗95セーブ、防御率2・66。

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2019年5月20日のニュース