阪神、甲子園5連敗で貯金0 矢野監督「早い段階で得点できれば…」

[ 2019年5月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5広島 ( 2019年5月19日    甲子園 )

3回、2死一、二塁、一塁ゴロに倒れる糸井(撮影・成瀬 徹) 
Photo By スポニチ

 阪神は19日、今季最多観衆を更新した本拠地での広島戦に敗れ今季3度目の同一カード3連敗。勝率5割に逆戻りした。18日に零敗を喫した打線は9回に中谷将大外野手(26)の適時二塁打で21イニングぶりの得点を記録し2戦連続零敗を免れるのがやっと。記録に表れない守備でのミスも絡んで失点するなど打てず、守れずの完敗で、甲子園では5連敗となった。

 4万6719人の大観衆を集めた甲子園に、大きなタメ息が何度も漏れた。敵地で首位巨人に2連勝し上昇気流に乗って戻ってきた本拠でまさかの3連敗。矢野監督の表情も終始、険しかった。

 「どうやって点を取っていくかっていうのはうちの課題でずっとある部分。どうしても先に点を取られると打線も追い上げが難しい。早い段階で得点できれば、状況は変えられたと思う」

 前回4月30日の対戦では5回で3得点した広島先発・アドゥワの前に7回までゴロのオンパレードで単打4本のみ。3回2死一、二塁では糸井が一ゴロに倒れるなど序盤で攻略できなかったことで焦りも生じた。6回2死一、二塁では福留も二ゴロ。7回には1死三塁で木浪が左飛、代打鳥谷は捕邪飛に倒れた。今季49打席に立ち打点がない鳥谷の状態も気がかりの一つだ。

 守備でも初回1死一塁からバティスタの中堅へ抜けそうな打球を遊撃・木浪が一度はグラブに入れながらこぼした。記録は内野安打になったが、完全捕球していれば二塁でアウトにできる打球にも映っただけに藤本内野守備走塁コーチも「球際にもっと強くならないと」とあえて突き放した。これで傷口を広げ鈴木の2点二塁打で先制を許した。2回は秋山が2死三塁で菊池涼の投ゴロを捕球できず3点目を与えた(記録は内野安打)。記録に残らない拙守が結果的に大きく響いた。

 21日からは甲子園でヤクルト3連戦。前回対戦時には不在だった坂口とバレンティンが復帰し、いっそう手強くなる。「いつも勝ちたいと思ってやっているし、甲子園でいい姿を見せたいと思っている中で、こういうこともある。ただ、次の試合も“こういうことがある”では済まされない」。貯金0からの再スタート。大声援を送ってくれる虎党を喜ばすべく、指揮官は必勝を誓った。(吉仲 博幸)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年5月20日のニュース