広島7連勝で首位巨人に0差 4安打の菊池に緒方監督「頼もしい」

[ 2019年5月20日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―1阪神 ( 2019年5月19日    甲子園 )

菊池涼(中央)らと勝利のハイタッチをかわす鈴木(撮影・北條 貴史)
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 力で相手をねじ伏せる王者らしさが戻って来た。広島は敵地で投打に阪神を圧倒し、怒とうの7連勝。役者たちの活躍で秋山から4回までに9安打を放って5点を奪い、7回零封された前回4月30日の雪辱を果たした。

 口火を切ったのは主砲・鈴木だ。初回1死一、二塁の好機で、カウント1―1からの外寄りスライダーをコンパクトに振り抜き、右中間を突破する先制の2点二塁打。「甘い球が来たので打ちにいった。いい先制点になってよかった」と笑った。

 黒子役の2番・菊池涼もキバを剥いた。2回2死三塁で外角低めのフォークを投手強襲の適時内野安打にすると、4回2死一塁でも外角高め直球を右翼線三塁打だ。今季初の4安打で2打点を挙げ「うまく対応できた」と白い歯をのぞかせた。

 「先制、中押し…と昨日に続いてね」。連日の快勝劇に緒方監督は満足そう。カードの初戦でも2安打3打点と貢献した菊池涼には「(12)連戦が明け、体も元気になってきている。非常にいい打撃をしていて頼もしい」と目を細めた。

 それにしても、この1カ月間の反転攻勢は驚異的だ。4月16日の時点で借金は最大8を数え、当時首位のヤクルトには7ゲーム差のドロ沼。それが翌17日の巨人戦に逆転勝ちすると、流れは大きく変わって20勝6敗1分と快進撃を続ける。

 「負けている時もチームの雰囲気は悪くなかったし、下を向く者は誰もいなかった」と高ヘッドコーチ。首位巨人にはゲーム差なしで肉薄し、連日今季最多を更新する貯金は6。投打の歯車がかみ合う今、王者の首位浮上は時間の問題か。(江尾 卓也)

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