巨人・高橋5回無失点で2勝!5年前は悔し涙…神宮で笑った

[ 2019年4月25日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人7―2ヤクルト ( 2019年4月24日    神宮 )

力投する巨人先発・高橋(撮影・村上 大輔)
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 巨人の高橋優貴投手(22)が24日のヤクルト戦で5回5安打無失点の好投で2勝目を挙げた。打っても、2回にプロ初安打が先制打となる三塁内野安打。ドラフト制以降の新人左腕が勝利打点を記録するのは球団初となった。チームは9回に失点し、球団タイ記録となる45年ぶりの4試合連続完封勝利を逃したが、7―2で快勝し5連勝を飾った。

 灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で泣いてから5年後。高橋はナイターの雨降る神宮で笑った。高校球児のようにバットでボールを叩きつけた。

 「打ったのは何か分かりません。バットに当たったのが良かった」。2回1死二、三塁。ボテボテの当たりが三塁へ転がる。投球のことを考えず走った。6打席目のプロ初安打でもぎ取った1点。ドラフト制以降の新人左腕では球団史上初の決勝打。初打点で自身の投球を援護した。

 神宮の思い出は14年で止まっていた。東海大菅生3年時の夏、西東京大会決勝で2番手で登板。9回2死一、二塁からサヨナラ打を浴びて甲子園出場を逃した。「今日一つ勝てたことで良い思い出ができた」。安打は神宮で戦った高校3年の準決勝以来だった。

 高校では2年の冬の走り込みで球速が約10キロ増し、最速145キロになった。プロの高みを目指すきっかけが神宮の決勝で敗れたこと。左打者へのスライダー、右打者へのスクリューを磨き5年後、プロの舞台で実践した。

 5回1死一、二塁。バレンティンをスクリューで空振り三振。雄平もスライダーで三邪飛に打ち取った。5回5安打無失点。「チームの勝ちを意識してやれたかなと思う」。八戸学院大でも神宮で行う全国大会に縁はなかった左腕が、12球団の新人の中で最も早く2勝目を挙げた。

 走者を背負って浴びたサヨナラ打から5年。3試合で計16回1/3を投げ、1イニングに2安打以上はなく、1本も適時打はない。「5回で100球は多い。チームに貢献できるようにやっていきたい」。状態次第では中5日で30日中日戦(東京ドーム)に向かう。(岡村 幸治)

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