広島、一発攻勢で6連勝!誠也不在を一丸カバー 緒方監督「理想の展開」

[ 2019年4月25日 05:45 ]

セ・リーグ   広島5―0中日 ( 2019年4月24日    マツダ )

3回無死、長野は右越えにソロ本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 広島は24日、中日に5―0で快勝し連勝を6に伸ばした。2回に会沢翼捕手(31)の決勝打となる2号ソロで先制すると、3回には菊池涼介内野手(29)と長野久義外野手(34)が2者連続アーチ。計3本塁打の一発攻勢で、この日も欠場した鈴木誠也外野手(24)不在を感じさせず、最大8あった借金を2まで減らした。

 「4番」を欠く中でアーチを一本ずつ丹念に積み重ねた。ソロとはいえ、鮮やかな一発攻勢の先陣を切ったのは会沢だった。2回1死から山井のフォークを左翼席へ先制の2号ソロ。「(野村)祐輔がいい投球をしていたので流れに乗って打たせてもらった」とお立ち台で笑った。

 「キク・チョー」の新2、3番コンビからチーム今季初の2者連続アーチも生まれた。3回先頭で菊池涼が左中間席へ3号ソロ。2試合連続で3番に入った長野は外角直球を捉え右翼席最前列に着弾させた。今季2号は移籍して本拠となったマツダスタジアムでの初アーチ。「入るとは思わなかった。昨日もそうですけど、この雨の中で超満員で応援してくれる中で、打ててよかった」。そして、2試合続けて欠場した4番を思った。「みんなでカバーする。(鈴木)本人が一番悔しいと思う。みんなで何とか頑張っていきたい」。鈴木に代わって就く右翼を守り切った。

 19日の若手中心の早出打撃練習に長野の姿があった。巨人時代でも珍しいという志願の参加。振り返れば、17日巨人戦で9回に左翼線のライナーを落球する失態があった。定位置を確約されていない「新天地」で、チームに貢献するすべを日々、必死に探している。

 チームは6連勝と止まらない。23日はサヨナラ勝ちで、この日は快勝。投手・野村のスクイズもあった。7回無死一、三塁で長野の遊ゴロ併殺の間に勝利を決定付ける5点目を奪うと、首脳陣全員が拍手で長野を出迎えるなど1点を積み重ねる赤ヘル野球も忘れていない。緒方監督も「アツ(会沢)が本塁打を打って、キク(菊池)と長野の本塁打も大きかったね。理想の展開」と納得顔だった。

 最大8あった借金は2まで減った。「勢いというより、これがカープの野球。当たり前のことができているから、いい試合が続いている」と会沢もチームの上昇気配を感じ取っている。変幻自在の攻撃――。もう、一過性の勢いではない。(河合 洋介)

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